以前、排卵期の頭痛について記事をかきました。
(「排卵期の頭痛」
http://kisotaion.seesaa.net/article/23108179.html)
その後、「排卵期」と「頭痛」というキーワードで記事を探している方がとても多いことがわかりました。
同じ症状で苦しんでいる方がいるのだな、と。
私は月によって異なるのですが、生理前にも頭痛がきたり、生理の終わりに激しい頭痛がきたり、ということもあります。
そこで、排卵期と頭痛の関係と原因を調べてみました。
「今日から始める 頭痛に負けない生活」http://www1.megaegg.ne.jp/~total-security/index.html さんより、
「自分の頭痛タイプを知ろう!」http://www1.megaegg.ne.jp/~total-security/page006.htmlでみますと、タイプは「片頭痛」。
目の奥の痛み、音への敏感、吐き気、消化不良などなど、該当しました。
片頭痛が起こる原因としては,血管が拡張して頭痛が発生するという「血管説」があり、その主役が
セロトニンです。
<上記HPより記事一部抜粋>
【セロトニンとは】
◆セロトニンは脳内の神経伝達物質である。
◆セロトニンは脳内の太い血管を収縮させる働きがあるため,セロトニンが減少すると血管が拡張して片頭痛が起こる。
<抜粋ここまで>
セロトニンが「減少」することで片頭痛が発生するというメカニズムがあることがわかりました。
この
セロトニンの減少の原因のひとつに、卵胞ホルモン(エストロゲン)の影響があります。
エストロゲンは、生理周期の中で、2回のピークを持ちます。
・生理後エストロゲンが上昇→ピーク→減少→排卵期
・排卵後、またまた上昇→ピーク→減少していき生理
このエストロゲンの減少がセロトニンの減少につながり、そのタイミングで片頭痛が発生する、と考えられるのです。
また、
「驚異のセロトニン」http://www.geocities.jp/blueninspirit/serotonin.htmさんによると、
セロトニンは「神経伝達物質」です。
「神経伝達物質」とは、神経終末(シナプス)で放出→次のニューロンに情報が伝達されます。
次のニューロンに伝達してゆくときには、相手側に「セロトニン受容体」がなければ伝達できません。
エストロゲンの減少=セロトニンの「受容体」の減少となり、神経終末で次のニューロンの受容体に効果的に伝えることができず、結果として、セロトニンが減少、となるのです。
ただ、このエストロゲンとセロトニンは、頭痛の発症に大きく関与しているという事実はあります。
あるのですが、実際、脳幹部においてセロトニンとエストロゲンがどのように連動しているのかは正確には解明されていないようです。
解決策の一つにマグネシウムのサプリメントを摂取するというのがあるそうです。
また、お豆腐を固める「にがり」もマグネシウムが主成分の商品です。
私はここ一年ほど、昔、朝の習慣にしていた豆乳に「にがり」を数滴入れて飲むことをサボってしまっていました。
すこしこれで症状が軽くなることを願って、習慣をとりもどしたいと思っています。
ちなみに、このエストロゲンが下がる→脳内の神経伝達物質のセロトニンがさがるという図式は、
更年期にも関係しています。
セロトニンが減少することで、感情や気分の障害を引き起こすのです。
※こちらも参考にしてみてください 女性と片頭痛
http://www.inetmie.or.jp/~kasamie/MigraineMedAsa.shtml

---------------------------------------------------●この記事へのトラックバック募集しています。
●
人気blogランキングへ:よろしければ応援ください♪
●
基礎体温とお月様 =TOPへ戻る=