たとえば、その原因のひとつにはストレスもあります。
それは、生理不順になったり、妊娠しにくい、などにつながることも。
ストレス。
目に見えないし、人と比較できるものでもありません。
だからこそ、周りにはわかってもらえないこともたくさんありますよね。
ある人は大丈夫だけど、別の人にとってはものすごいストレスになることってたくさんあります。
基礎体温からみる心と身体からの信号について、「エクセレントひろば」さん(http://www.exce.jp/index.html)に大変わかりやすいグラフがありました。
メニューより、「冷えと基礎体温」(http://www.exce.jp/kisotaion.html)。
この記事ではストレスについて述べたいと思いますが、どうしてストレスで不安定な基礎体温になるのでしょう。

女性ホルモンとして有名なのは、
卵巣でつくられる
・卵胞ホルモン(エストロゲン)
・黄体ホルモン(プロゲステロン)
の2つがあります。
そしてこの2つの分泌をコントロールする「本部」が脳のなかにある
・視床下部
・下垂体
です。
ここから卵巣に『このホルモンを出してください』と指令がいくと卵巣からホルモンが出ます。
この卵巣への指令も、その命令専門の『ホルモン』が分泌されることで指令が届くのですが、この本部からのホルモン指令がストレスによって不安定になってしまうのです。
正常な働きは下記のようなルートになります。

が、ストレスが入ってくるとこのような流れに。

脳はストレスが発生すると、その状態に立ち向かうために、身体を臨戦状態にしようとします。
その結果、視床下部から「副腎皮質刺激ホルモン」を分泌、このホルモンの指示により、下垂体は副腎脂質ホルモンを分泌し、副腎に臨戦態勢を促します。
ストレスによって視床下部→下垂体のルートが臨戦態勢のために働いていると、生殖機能への指令にまで手が及ばないという状態になってしまうのです。
結果として、生理不順、排卵障害や着床障害などの不妊症の原因などを引き起こすのです。
ストレス。
生きている以上は戦わなければならないことですが、できるだけリフレッシュする方法をみつけたいものですね。

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